REPORT
日本初上陸、ロボットアームを用いた次世代ドリップマシンのコンセプトを『SCAJ2016』で披露
2016.10.11

 

9月28日(水)〜30日(金)、東京ビッグサイトで開催されたスペシャルティコーヒーの祭典『SCAJ2016』が大盛況のうちに全日程終了しました。


今回、Kalitaのブースでは、人気コーヒーショップのハンドドリップ実演『WAVE SHOW』を中心に、Kalitaの新作製品の展示などを実施。中でも注目を集めていたのが、ロボットアームを用いた次世代ドリップマシンのコンセプトでした。

ペーパーフィルターをドリッパーにセットして、ミルで惹いたコーヒー豆をドリッパーに移し、サーバーからカップに注ぎ入れる……コーヒーを淹れる一連の作業に自動で対応する高機能な一台。お湯の抽出量や抽出時間、淹れ方など、熟練のバリスタのドリップを思わせる繊細な判断、絶妙な動きまでを完全に再現しています。

 

 

 

 

 

このマシンをKalitaと共に開発したのが、中国の企業である『バブル・ラボ』。開発者のひとりである劉さんにお話をうかがいました。

「バリスタが淹れるような質の高い一杯をもっと多くの方に提供したいと思い、今回のハンドドリップマシンの開発に着手しました。人間のような細やかな動きをロボットアームで再現するために、ハイスピードカメラでバリスタを撮影。コーヒーのプロを徹底的に研究したからこそ、このなめらかな動き、確かな味が表現できたのです」

 

 

「長年愛されるコーヒー器具をつくってきたKalitaのように、誰でも使いやすく、レベルの高い製品をこれからも開発してきたいと思います」と、意気込みを語る劉さん。

『SCAJ2016』でお披露目したハンドドリップマシンは、今後も展示会でお目にかかる機会があるかも。新しい時代を担うコーヒー器具として、皆さんの生活に馴染む日も遠くないかもしれません。

2016年9月28日(水)~9月30日(金)
東京ビッグサイト 西4ホール
http://www.scajconference.jp/
10:00~17:00
※最終日は16:00まで
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