REPORT
FM戸塚 & Kalita
2017.11.17


 

Kalita プレゼンツ『横濱遊戯』
エフエム戸塚にてCM放送中。

横浜市戸塚区を本拠地に地域密着型の情報を発信するラジオ局・エフエム戸塚。その人気深夜番組『横濱遊戯』にて、KalitaはラジオCMを放送している。また、このCMと連動したスペシャル動画コンテンツも制作するなど、さまざまなコラボレーションを展開中だ。

 

地元・横浜のファンに愛されてきた『横濱遊戯』、1980年代から横浜に拠点を持ち、2011年からは本社を横浜に移したKalita……今回は、番組DJのひとり、ジュリー・アンクルさんに、Kalita''との出会いや横浜との関わり、コーヒーへの想いなどを語っていただいた。

 

 

 

人気DJが語る『横濱遊戯』の魅力とは。

『横濱遊戯』は、ミュージシャンであり、作曲家、ライター、コラムニスト、放送作家など、多彩な才能で活躍するジュリー・アンクルさんと、若き音楽家であり作詞家でもあるあんざいDゆうきさんによるフリートークが人気の深夜番組だ。

 

 

 

放送は毎週金曜日の24:00~24:55(再放送:土曜日の21:00~21:55)。地元・横浜を中心に根強い人気を誇る。また、スマートフォンやタブレットに『FM聴forエフエム戸塚』をダウンロードすれば横浜県外でも自由に楽しめるということもあり、全国にもファンが広がっている。

 

 

 

 

「自分がこの番組をはじめたのは約3年前のこと。その前はエフエム戸塚の夕方の生放送番組の準レギュラーをやっていました。ちょいちょい出ているうちに、“ひとつ番組を担当してください”と言われたんです。僕は元々、フリーライターとして仕事をしていたんですよね。横浜のことをずっと調べながら、横浜の気になる情報を紹介・解説するようなメディアの編集部にいて、調査した記事をネットで発信していたんです。それがきっかけで声をかけてもらってラジオにゲストで出はじめて、自分の番組を持つようになった感じですね。」

 

番組さながらの軽快な口調で語り出すジュリー・アンクルさん。話題は、彼から見た横浜という街の魅力からはじまった。

 

「横浜でライターの仕事をするようになってからもしばらくは東京に住んでいたんですよね。でも、横浜で過ごす時間が増えて、いろいろ感じることがありました。横浜のよさは、早すぎないところ。時間の流れも早すぎないし、何かひとつのことを味わうにしても、実際味がしてから、味が消えるまでも早すぎないというか。バーなんかに飲みに行っても会話の雰囲気が違うんですよね。内容も進むスピードも、横浜の方がいい意味でゆっくりとしていて、話しやすい。そのうち横浜で過ごすのが楽しくなって、仕事にもつながるし、“もう住んだ方がいいな”って、横浜へ移ってきたんです。」

 

そんなジュリー・アンクルさんがDJをつとめる『横濱遊戯』について、まずは番組名の由来からお話をうかがうことにした。

 

「名前の由来は東映セントラルの松田優作の遊戯シリーズ、『殺人遊戯』『死亡遊戯』『最も危険な遊戯』のファンだったから。それに、漢字の四字熟語の堅い名前がけっこう好きで。あとは、“遊戯”という遊び心のある名前には、深夜ラジオだから“気軽に聴いてほしい”という気持ちも込めています。FMってちょっとおしゃれなイメージもあるじゃないですか。FMだけどちょっとAMっぽい、親しみやすい感じも残したかったんです。」

 

なるほど。名前の由来からして番組の楽しさが伝わってくる。実際、番組ではどんなトークを繰り広げているのか。まだ聴いたことがないという読者のために、その内容を紹介していただくことにした。

 

「番組は1時間で何かしらのテーマについてとにかく話し合います。自分たちの主観から話したり、誰かの気持ちを代弁したり、スタイルは自由。例えば“昭和の喫茶店ていいよね”っていう話だったら、その話題に対して、自分の中の知識を最大限出してしゃべるんです。この前、僕、骨折したんですけど、リスナーから「左足の骨を骨折するって、音楽で言うとどんなジャンルですか?」っていう質問がきて。それに対して話し合いながら答えを出していくみたいな感じ。この質問はなかなか難しかったですね。ど骨折した部位によって音楽のジャンルが違うっていう話になって、例えばジャズの場合は鎖骨の骨折、ハードロックは腰の腰椎骨折、パンクロックは鼻だよね。みたいな。そういう話をずっとしていく。頭が暇ない。そのときのテーマに対して自分の中の知識を最大限出して進めていく感じですね。」

 

毎回、街、音楽、カルチャー、人生相談まで、毎回、独自の視点で幅広い話題を展開されているのだとか。横浜の街を愛するジュリー・アンクルさんたちならではの深夜ラジオらしいコアなトークが、アットホームな番組づくりに活かされているとのこと。

 

「あるリスナーから“失恋した”という投稿があった後、他のリスナーが心配をして投稿を送ってきてくれたりするんです。リスナーがリスナーを気遣うって、すごくアットホームな番組だなって思います。」

 

なるほど。ただ一方的に話題を発信するのではなく、顔が見えないリスナー同士さえもつないでしまう。これはジュリー・アンクルさんと『横濱遊戯』ならではの魅力かも知れない。

 

 

 


 

ラジオ番組とコーヒー器具メーカーをつなげたもの。

地元・横浜を中心に毎週、楽しい時間を届けている『横濱遊戯』。この人気番組はどのようにKalitaと出会い、いっしょに番組を関わるようになったのだろうか。

 

「きっかけはやっぱり“横浜”ですね。僕が横浜で暮らしはじめて、地元メディアで記事を書いたり、ラジオに出たり、テレビの仕事をしたりしていた頃です。その仕事のひとつだったウェブマガジン『はまれぽ.com』で、横浜の企業を紹介するコーナーがあって、それがはじまりですね。横浜でやっている『横濱遊戯』と、横浜の企業であるKalitaさん。同じ横浜を拠点にしているという共通点から “いっしょに横浜を盛り上げていこう!”みたいな感じになっていって、スポンサーになっていただきました。」

 

とは言え、ジュリー・アンクルさんにとって、Kalita はそれ以前から馴染みのある存在だったとも。

 

「Kalitaのことは幼い頃からずっと知っていました。ウチの父がコーヒー好きだったから、豆から挽いてたし、赤いチェックのパッケージを見て育ったんですよね。それが大人になったら、まさかいっしょに仕事をすることになるなんて思いもよらなかった。名刺をいただいたときはびっくりしましたよ。“あの会社だ!”って。お袋にその話をしたときも、 “ウチにあったコーヒーフィルターの会社やんか”って言われたくらいに身近な存在でした。」と、自身とKalitaとの関わりや想い出について熱っぽく話すジュリー・アンクルさん。

 

「コーヒーも大好きだったし、Kalitaさんがスポンサーになってくれるって聞いたときはたまらなく嬉しかった。ラジオ番組のスポンサー企業って、ただサポートしてくれるだけでもありがたいんですけど、その会社自体が格好いい商品をつくっていたり、自分の想い出がある会社だったらもっと嬉しいんですよ。それは強く感じていますね。」

 

ジュリー・アンクルさんのその言葉からも、『横濱遊戯』とKalitaの間にある、パートナーシップの深さがうかがえた。

 

 

 

 

 

クラシックなものの中にある新しさに気づいてほしい。

さらにジュリー・アンクルさんは、Kalitaが発信し続けている“ちょっといい時間、ちょうどいい時間。”というコンセプトについてこんなことを話してくれた。 

 

「“ちょっといい時間、ちょうどいい時間。”って、一度聞いたら耳から離れないし、深夜ラジオにも合ってるなって。ラジオもコーヒーも、日常の合間に気軽に楽しむものだから、絶対に相性がいいと思うんですよ。Kalitaさんと番組をやるようになってから、週末の夜にコーヒーを飲みながらラジオを聞く。という設定で、男女の掛け合いをベースにしたラジオCM をつくって流していましたね。」

 

最後に、ジュリー・アンクルさんが今感じているKalitaへの想いや、ラジオの未来について語っていただいた。

 

「Kalitaさんは、横浜の企業でもあるけど、今や世界のブランドだなって感じていて。このことは、日本の人にもっと知ってほしいと思っています。情報もコーヒーも、インスタントで簡単に手に入る時代になったからこそ、ちゃんと自分で選んだ方が面白い。そういう意味で、僕らがラジオでやっていることも、Kalitaさんがものづくりでめざしていることも、これからもっと広がっていくんじゃないかな。僕は常々、“世の中にあふれた情報に飽きた人は、早くこっちきてください”って思っているんですよね。毎週、番組の冒頭で読んでるのが、“時代を先取りした人たちへの奔放なメッセージ、週末のラジオ放談・『横濱遊戯』”という紹介文。それがたぶん、Kalitaさんを愛用しているコーヒー好きな人たちの気持ちともピッタリ合ってる。ラジオもハンドドリップのコーヒーも、古典的でクラシックなものなんだけど、今、逆にそれが最先端だったりする。みたいなことってあると思うんです。」

 

ラジオ番組とコーヒー器具メーカー……一見すると接点がなさそうな両者の間にある、深い関わり。横浜で暮らす人も、そうでない人も、ぜひ一度、『横濱遊戯』に耳を傾けてみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

【 information 】

 

2018年10月3日(水)からかわさきFM「最も電波な遊戯」にお引っ越ししました。これまでエフエム戸塚で放送された「横濱遊戯」をお楽しみいただきました皆様は、ぜひ、引き続き、かわさきエフエム「最も電波な遊戯」をお楽しみください。
Listen Radio のアプリからもご視聴いただけます。 「全国のラジオ局」から「かわさきFM」を選択してお聞きください。

 

 

 

 

 

 

 

iOS版
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『最も電波な遊戯』
・放送時間:毎週水曜20:00~21:00
・放送局:かわさきエフエム
・周波数:FM 79.1MHz
・かわさきエフエム公式サイト
:http://www.kawasakifm.co.jp/

『横濱遊戯』は
かわさきエフエム『最も電波な遊戯』
にお引っ越ししました
http://www.kawasakifm.co.jp/
毎週水曜20:00~21:00
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